こころざし創研を
作ったわけは。
こころざしを、あなた個人やあなたの組織でなしとげたい理想や夢のことという意味で使っています。成し遂げたいことは明治維新のような大層な事でなくて、洋食屋さんやお菓子屋さんとか、クラフトを作ってお客さんに喜んでもらうような製品を作り続けていくことを2014年以前は想定していましたし、今でもそうです。
事業が採算に乗って成功するかはリスクとして大きく残りますが、やりたい事業構想があれば、事業化、起業化のフォーマットに乗っければ仲間を募って出帆できると楽観視していました。
ところが、方針の転換を迫られたのは、2014年に参加したとある起業家向け研修講座にて参加者の一人から「オガワさん!僕のやりたいことを教えてください。」と懇願されたことから始まります。
こころざしとは言わなくても、やりたいことや仕事として持ちたいことぐらいは各自が持っているという私のパラダイムが崩壊した事件でした。その研修講座の参加者に話を聞いてみただけで半分の人が、やりたいこと、仕事としても持ちたいこと、生きがいを持っていないとういうのです。
そうした人たちがたくさんいると言うことの説明は2014年以降、セラピストとかパーソナルコーチとかを訪ねてどうコーチングしてあげればいいのか聞いたり、そのセッションを学んだりして試行錯誤しましたがなかなかこれだと言うものはありませんでしたし、自分でも作れませんでした。
やりたいことや生きがいのない人は、そんなこと発言すること自体が恥ずかしいと感じていたようで、世間からはほぼ放置の時代でした。徐々にそんな人たちが大勢いることが認知される時代になってきました。
実存的変容と
Human Migration Technology
(ザ・メンタルモデル)との
出会い
2020年に入り、天外伺朗さんの意識の成長・発達サイクル理論とか実存的変容を学んでそのメカニズムが判明し、みいちゃんこと由佐美加子さんのHuman Migration Technologyで深層心理の中にあるLife Missionすなわち魂からやりたいことに迫るメソッドを学び始めました。これらは科学的な説明が完全にはつきませんが多くの検証事例から本物です。
この間、すでに起業家として経営していたり、世襲経営者として経営している方達で本当にやりたいことをやっていないことに気が付かず気持ちがモヤモヤしたり不安定になり会社生活がうまくいかないという方にお会いして事例を伺うようになりました。
そうした経営者の方は、実存的変容が始まり、魂から発するLife Missionに気がつくことで軸足がしっかりしてご本人の生き方と、経営する会社のブレが消えていくようです。本当にやりたい事業を新たに始められる事例も少なくありません。
MBAから学ぶ
2022「最強の組織論」を
提案するわけは。
さて、経営者に、実存的変容が始まり、魂から発するLife Missionに気がつくまでには大概の場合は、相当の年月がかかってしまいます。結果として今の事業を捨てる選択をされてしまうかもしれません。そんなことを目のあたりにしたこともあります。
経営者にとっては最善の道ではないかもしれませんが、2022年に提案する“MBAから学ぶ2022「最強の組織論」”で組織としての存在意義(こころざし)を見つけ、心理的安全性を創りつつ人の関係の質を高めることができれば、ごきげんで幸せな組織造りこそが最善の方法と信じています。実際に使用する手法は、進化型組織デザインプログラム「DXO; Design×Organization,ディクソー」です。このプログラムの中では、経営者が一人で悩むのではなく組織は何のためにあるのかインストラーと呼ばれる外部の支援者と組織のメンバーと一緒になって探究して行きます。
成功循環モデルを使って、関係の質、思考の質、行動の質を高めることで、組織のメンバーとの関係が改善され、システム思考で考えることで全体最適化が進み、行動の質が高まることでモチベーションがバージョンアップします。
合わない人は去り、やる気のある人が参加してきます。 MBAから学ぶ2022「最強の組織論」のコアコンテンツになります。いつの間にか、やりがいのある居心地がいいごきげんな組織にあなたの組織も変わっているでしょう。